毎日忙しいパパママへ
お仕事や家事、育児に追われる毎日。「あれ?赤ちゃんのおしりが赤くなってる…?」と気づいても、すぐに対処できないこともありますよね。
オムツかぶれ(おむつ皮膚炎)は、ほとんどの赤ちゃんが一度は経験するもの。でも、正しいケアをすれば、悪化を防ぎ、赤ちゃんが快適に過ごせます。
今回は、オムツかぶれの原因と対策、すぐにできるホームケア、病院を受診すべきタイミングを、忙しいパパ・ママ向けに分かりやすくお伝えします。
オムツかぶれ(おむつ皮膚炎)って何?
オムツかぶれは、おむつの中での蒸れや刺激によって赤ちゃんの肌が炎症を起こす状態です。
✅ 原因は?
✔ 尿や便に含まれる刺激物(アンモニアや消化酵素)
✔ おむつ内の蒸れで皮膚がふやけてダメージを受けやすい
✔ おしり拭きやおむつとの摩擦で肌が傷つく
✔ カンジダ菌(カビの一種)が繁殖して悪化することも
オムツかぶれは決して珍しいことではありません。適切なケアをすれば、数日で改善することがほとんどです。
おうちでできる!オムツかぶれ対策と予防
忙しくても取り入れやすいシンプルな予防・対策法をご紹介します。
🩷 1. おむつ交換はこまめに
💡 ポイント:おしっこやうんちをしたら、できるだけ早くおむつを交換しましょう。
✔ おむつは最低でも2~3時間ごとに交換
✔ うんちはすぐに取り替え、ぬるま湯でやさしく洗う
🩷 2. おしりはゴシゴシ拭かない!
💡 ポイント:おしり拭きの摩擦は皮膚への刺激に。優しくケアを。
✔ ぬるま湯で洗い流すのがベスト(おしり洗浄ボトルを活用)
✔ おしり拭きを使う場合は、アルコール・香料なしのものを
✔ ゴシゴシ拭かず、ポンポンと押さえるように拭く
🩷 3. おしりをしっかり乾かして保湿
💡 ポイント:湿ったままだと肌トラブルの原因に!
✔ 交換後は柔らかいタオルでしっかり乾かす
✔ ワセリンや亜鉛華軟膏などで皮膚を保護
✔ おむつなしタイムをつくる(数分でもOK!)
🩷 4. おむつのサイズや種類を見直す
💡 ポイント:きつすぎるおむつは摩擦やムレの原因に。
✔ おむつのサイズが小さすぎないかチェック
✔ 通気性の良いおむつを選ぶ
✔ 紙おむつだけでなく、布おむつも選択肢に
病院に行くべきタイミングは?
「このくらいで受診していいの?」と悩むこともありますよね。以下の症状がある場合は、早めにご相談ください。
🏥 受診の目安
✅ 赤みが広がり、皮膚がただれたり、水ぶくれができている
✅ おしりを拭いたり、お風呂で洗うと痛がって泣く
✅ 3日以上ホームケアを続けても改善しない
✅ 皮膚が白くカサカサしたり、ブツブツが広がる(カンジダ感染の可能性)
おむつかぶれは早めのケアが大切。ひどくなる前に対処しましょう。
おむつかぶれチェックリスト!今日からできるケア
✅ おむつはこまめに交換している?
✅ おしりをやさしく拭いている?(ゴシゴシ拭かない)
✅ 保湿剤を使っている?
✅ おむつなしタイムをつくっている?
✅ 症状がひどくなる前に病院に相談している?
毎日のちょっとした工夫で、おむつかぶれを予防しましょう!
まとめ:今日からできること
✅ おしりのケアを意識する(優しく拭く・保湿する)
✅ 症状が悪化する前に対応する(こまめなケア&病院受診)
✅ 無理せずできる範囲でケアする(忙しいときはできることから!)
赤ちゃんのおしりを守るために、今日からできることを少しずつ始めてみましょう!
「あれ?ちょっと赤くなってる?」と思ったら、まずは優しくケアを。
症状が続く場合は、気軽にDsこどもとみんなのクリニックに相談してくださいね!