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DT(二種混合)

二種混合(DT)ワクチンについて

  1. 疾患について

二種混合ワクチンは、ジフテリアと破傷風という二つの病気を予防するためのワクチンです。

 

  • ジフテリア
    喉や鼻に感染する病気で、重症化すると呼吸困難や心不全を引き起こすことがあります。
  • 破傷風
    傷口から細菌が入り、神経を侵す病気で、筋肉のけいれんや呼吸困難を引き起こすことがあります。土壌にいる菌が原因で、怪我をすると感染するリスクがあります。

 

  1. ワクチンについて

二種混合(DT)ワクチンは、不活化ワクチンの一種です。

 

  • このワクチンは、ジフテリアと破傷風の毒素を無毒化したもので作られています。
  • 二種混合ワクチンは、これらの病気の発症を防ぎ、重症化のリスクを減らす効果があります。
  • 日本では、11歳になったら接種することが推奨されています。

 

  1. 接種スケジュール

二種混合ワクチンの接種スケジュールは以下の通りです。
  • 11歳~12歳で1回接種します。
  • 就学以降の百日せきの予防のためには、二種混合ワクチンに代わって三種混合ワクチンを任意接種で接種することが推奨されています。
  • 百日せきは子どもがかかりやすい病気ですが、大人にも流行しているため、二種混合ワクチンの代わりに三種混合ワクチンを接種することが推奨されています。
  • 三種混合ワクチンは、ジフテリア、百日せき、破傷風の3つの病気を予防できるため、特に小学校入学前のお子さんには、MR(麻疹・風疹)2期に合わせて接種することが推奨されています。
    • 三種混合ワクチンは任意接種となるため、気になる方は当院スタッフへお気軽にご相談ください。
  • 追加接種について
    • 二種混合ワクチンは、通常11~12歳で1回接種しますが、就学以降の百日せき予防のためには、三種混合ワクチンの任意接種を検討しましょう。
    • 特に乳児への家族内感染が心配な場合は、4歳以降での三種混合ワクチン接種が推奨されています。

二種混合ワクチンは、ジフテリアと破傷風からお子さんを守るために重要なワクチンです。11歳になったら必ず接種しましょう。さらに、百日せきへの対策として、三種混合ワクチンの任意接種も検討し、お子さんをしっかりと守ってあげてください。

適切なタイミングですぐに接種スケジュールを立てましょう。ご相談やご予約は、当院までお気軽にお問い合わせください。

お子さんの元気な未来を一緒に守りましょう!

 

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