HPVワクチンのキャッチアップ接種について
対象者
- 1997年4月2日~2008年4月1日生まれの女性
- 過去にHPVワクチンを合計3回受けていない方
接種期間
- 2022年4月~2025年3月の3年間、公費で接種可能
- 2025年3月31日までに1回以上接種した方は、2026年3月31日まで公費で接種可能
ワクチンの種類とスケジュール
- 公費で接種できるワクチンは3種類(サーバリックス、ガーダシル、シルガード9)
- 当院はシルガード9を採用しています。
- 原則として同じワクチンを合計3回接種
- シルガード9で完了する場合、接種間隔に注意
- シルガード9は、15歳未満の場合、接種回数が異なる
- 過去に1回または2回接種した場合も、残りの回数を公費で接種可能
その他
- キャッチアップ接種対象者は保護者の同意は不要
- 接種方法は、住民票のある市町村からの通知を確認
- 予防接種による健康被害救済制度がありますので、安心して接種を受けられます。
- 16歳頃までの接種が最も効果的ですが、それ以上の年齢でも効果が期待できます。
キャッチアップ接種の理由
- 2013年~2021年の間、接種勧奨が控えられていたため、公費での接種機会を逃した方がいます。
- これからでも間に合いますので、ぜひこの機会に接種をご検討ください。
HPVワクチンは、ご自身の健康を守るだけでなく、大切な人を守ることにもつながります。接種について気になることがあれば、ぜひ当院へご相談ください。